蜂の子はアミノ酸の宝庫で有名な健康食品
蜂の子は、その名のとおり蜂の幼虫のことです。中国では貴重な健康的栄養源として古くから蜂の子の食品を食べる習慣があったようですが、日本でも重要な動物性たんぱく質の供給源として昔から珍重な食品とされてきました。また、長野県や岐阜県などの一部の山間の間では主にジバチと呼ばれるクロスズメバチの巣を、独特の方法で探し出し地中にある蜂の巣を掘り出して、食用にしてきました。その他、信州地方には炊き立てのご飯に混ぜて食べるという郷土料理があるほどです。
蜂の子には、たんぱく質、脂質、炭水化物のほかに豚レバーに匹敵するほど鉄を多く含む健康的な食品です。また、セレンや亜鉛、カルシウム、リン、ビタミンA・B12も豊富に含まれた食品です。その他、蜂の子には必須アミノ酸も豊富で、9種類ある必須アミノ酸のすべてを含んでいるので健康にも効果の高い食品です。
蜂の子は、鉄が貧血改善に役立ち、セレンや亜鉛が老化防止や、抗ガン、精力増強に効果的です。この亜鉛は、DHAやたんぱく質の合成に関与し、細胞分裂を活発化させて細胞の新生を促し、子どもの発育や成人の新陳代謝を促進します。そのため、味覚や嗅覚を正常に維持する働きもあります。
蜂の子は缶詰めや瓶詰めの食品で市販されていることが多く、それには主にクロスズメバチとミツバチが使われているようです。また、クロスズメバチの餌は動物性たんぱく質、ミツバチの餌はローヤルゼリーや花粉であるため、風味や栄養成分は多少異なるようです。
※主な蜂の子の効能・・・貧血改善、精力増強、味覚機能維持改善、ガン抑制、細胞老化防止