健康食品と医薬品
健康食品と医薬品の違いってご存知ですか?
薬局やドラッグストアなどでよく見かける健康食品には、「○○が癌に効く!」「○○でアトピーが治った」などと宣伝文句が掲げられています。では、健康食品と医薬品の違いはいったい何なのでしょう。
医薬品とは、簡単に言うと病気を治すことを目的としてつくられているものです。病気の診断・治療・予防のために使われ、また、開発・生産・使用などについては、厚生労働省が定めた薬事法により規制を受けます。
医薬品メーカーには医薬品の製造時の品質確保と市販後の安全対策が義務付けられています。
なお医薬品には、病院等で使用される医療用医薬品と薬局や薬店等で販売される一般用医薬品があります。
一方、健康食品は私たちの食生活で不足する、ビタミンやミネラル、その他の食物成分などを含み、生活習慣を見直しながら健康維持のために利用されるものです。 一般にさまざまな原材料が加工され、錠剤や飲料のような形態で販売されている食品で、スーパーやコンビニなど、どこでも販売できます。含まれる成分の基準は定められていませんし市販後の安全対策の義務付けもありません。
ただ、健康食品は、医薬品成分を含む原材料は使用できません。なお「健康補助食品」、「栄養補助食品」、「栄養強化食品」、「栄養調整食品」、「健康飲料」、「サプリメント」と表示されているものも健康食品です。
健康食品には保健機能食品を含めてガンやその他の疾病の治療や予防を目的として科学的に認められた製品はないということです。だからといって健康食品の効果について100%信用できないということではなく、例えば世の中には、「私はこれでガンを克服しました!」といった体験者の成功談や、専門家と称する人の話をたくみに利用し、虚偽誇大な広告を掲げる業者もいるので、十分気をつけ、良品と悪品を見極める目を持つ必要があります。