健康食品の成分
健康食品の天然成分と合成成分てどう違うの?って思う方も多いでしょう。
健康食品を選ぶ時、その健康食品の原材料が何から作られているのか確かめてから選んでいるでしょうか。健康食品の原材料は、大きく分けると、天然成分と合成成分に分けられるのです。
例えば、ビタミンCの場合、天然由来のビタミンCはアセロラやローズヒップなどの自然の植物から抽出されます。その際にビタミンCの吸収を助ける酵素や、ビタミンCの働きをバックアップするアントシアニン(ビタミンPのひとつ)や、ビタミンの吸収率を高めるフラボノイドも抽出されます。天然由来のビタミンには、能力がより多く引き出される微量成分が自然と含まれています。
一方、合成のビタミンCはトウモロコシなどの糖分を化学分解し、アスコルビン酸として大量に作られ、合成過程で石油を原料とした薬品を使用します。この石油が身体にとっては異物なため、分解・吸収されにくいと言われています。現在、市場に出ているビタミンCの健康食品の90%がこのトウモロコシの糖分から作られています。しかし、残念ながらトウモロコシの糖分から作られたビタミンCには、ビタミンCの吸収を助ける酵素や、ビタミンCの働きをバックアップするアントシアニン(ビタミンPのひとつ)や、ビタミンの吸収率を高めるフラボノイドは入っておらず、単なるビタミンCでしかないといいます。
では、天然成分と合成成分の効果は同じなのでしょうか。
一般的には、栄養素は天然でも合成でも変わりはないと言われています。それは、天然でも合成でも化学構造式がまったく同じだからです。しかし、上記にもあるように天然成分のほうがビタミンCの吸収率が高い、食事から摂る状態により近い、化学物質ではないため自然な働きをすることなど、合成成分よりも優れている場合が多いようです。
価格から見ると、同じビタミン剤でも、天然成分のものは高めで、合成成分のものは手頃な価格で流通しているのが一般的です。それは、天然成分は、植物から抽出をする手間と、原材料のコストで高くなるのに対して、合成成分は石油から簡単に、そして大量につくることができるから安いのです。一般のコンビニやドラッグストアなどで販売されている価格の安い健康食品には、合成成分が含まれていることがほとんどで、天然成分が含まれていることは少ないようです。
では購入の際、天然成分と合成成分どちらを選ぶのかいいのかについて考えて見ましょう。これは一概にどちらがとは言えないのが現状です。ただ、値段が高いものを選んでおけば天然成分だから安心かというと、そういうわけでもありません。価格を安めに設定すると胡散臭く思われる、いいものは高いと信じてる人が多いから商品を信じ込ませるために高めの価格設定をしておく、という考えの健康食品会社も多いのでこの点だけは気をつけましょう。