肝油エキスの健康食品での利用法
肝油エキスは深海サメから取れるってご存知でしたか?
肝油エキスは深海サメの肝臓から採取される成分で、スクワレンやアルコキシグリセロールなどの有効成分を含んでいます。この肝油の主成分であるスクワレンが皮膚への潤滑・浸透性に優れ、伸びがよく、無色無臭なため大正の頃から化粧品等に使用されてきました。その後体内での多くの健康効果が認められ健康食品としても肝油エキスが利用されるようになりました。
肝油エキスの有効成分は、スクワレンやアルコキシグリセロール、ビタミンA、D、各種の脂肪酸などです。スクワレンには表皮細胞への浸潤性、浸透性に優れているという特性があります。これにより肌を潤す効果や、潰瘍や炎症を起こした胃や腸壁の改善、傷などの治癒に効果があります。浸透性の強さは皮膚病である水虫にも適用されています。
スクワレンには、また酸素と結合しやすいという性質をもっています。 これにより各臓器の機能回復にも役立ちます。アルコキシグリセロールには、白血球や血小板を増やし、働きを高める作用があります。そのため、肝油エキスはガンの放射線治療に併用されてきました。
肝油エキス、特にスクワレンの保湿効果に期待し、保湿成分として化粧品などに多く配合されています。化粧品だけでなく、軟膏、座薬などの医薬品にも使われています。また肝油エキスは、栄養補助食品として製品化される場合、深海ザメから採取した天然の肝油を減圧蒸留によって精製したものが健康食品に利用されます。
スクアレン(スクワレン)は不安定で酸化しやすいため、ほとんどはカプセルあるいは錠剤の形で市販されています。
※主な肝油エキスの効能・・・保湿効果、胃や腸壁の炎症・潰瘍の改善、傷の治癒